なぜなに User Stream

既に一部のクライアントが対応していたりで、名前くらいは聞いたことあるかという方もいらっしゃるかと思います。
twksr でも、次のバージョンアップで対応予定です。
いったい何なの?おいしいの?という方向けにざっくりと説明します*1



@リアルタイム
というのが一番のポイントです。
従来ならば例えば 2 分ごとに、API を消費して新着を取得…という流れだったものが、
向こう(Twitter サーバー)主導で、新着があったら自動的に送ってくれます。タイムラグもほとんどありません。


API カウントを消費しない
一時間に 350 回までの API 回数制限に悩む方も多いかと思いますが、
User Stream で取得できる範囲(Home, Reply, DirectMessage など)については、API カウントの消費なしに取得できるようになります。


@通常の API では取得できない情報も取得できる
発言をお気に入りに設定された(ふぁぼられ)、フォローされた、リストに追加された、などの情報もリアルタイムに取得できるようになります。
クライアント開発者はこの情報を利用して、新機能を考えたりできるわけですね。


@サーバーにやさしい
Twitter のサーバーの調子が悪い時、従来ならばその間も構わず問い合わせ処理を行い、失敗を繰り返すわけですが、
User Stream の場合はサーバー側が主導ですので、調子が悪ければ何も送ってきません(またはペースダウンなど)。つまり通信が発生しません。



まだまだ本流になっているわけではないので、twksr の次バージョンからしばらく(またはずっと)は、従来形式と切り替えて使えるような感じになると思います。
分単位でもなく、ほぼリアルタイムに情報が流れてくる様は圧巻です。

*1:技術的な話はありません、あしからず